痛風はなぜ突然痛みが発症するのか?

ある日突然、足のくるぶしや親指の付け根が腫れて、激痛に見舞われる事を、痛風発作と呼んでいます。

その症状は長くて2週間程で収まり、やがてまた再発します。

なぜ、痛風発作は突然発症するのでしょうか?

実は、私たちには突然発症したように思える痛風発作は、「ある日突然」という訳では無いのです。

痛風は、何の前触れもなく、突然発症したかのように見えますが、無症状だっただけで、体内には痛風の原因物質がせっせと作られていたのです。

痛風の原因となる物質は、プリン体と言われる物質であり、プリン体が分解される事により作られる尿酸が、痛風の症状を引き起こしているのです。

この尿酸が溜まりすぎると、血液中で結晶化して、固まります。

結晶化した尿酸は、やっかいな事に針状の形状をしており、体中を巡って関節に張り付き、蓄積していた尿酸が、何らかの刺激により剥がれ落ち、一斉に幹部を刺激します。

針で幹部を指しているのを、イメージして貰えれば分かりやすいでしょう。

刺激された部分は、やがて炎症し、炎症した部分を治そうと更に炎症する為、激痛となって体に現れる訳です。

激痛が起こるまでは何の自覚症状も無い為、「ある日突然発症した」というイメージが強いのです。

痛風の痛みのメカニズムとは

痛風を発症するメカニズムとしては、第一に尿酸が溜まりすぎている事が挙げられます。

溜まりすぎた尿酸は、結晶化し、くるぶしなどの関節に入り込んでしまいます。

この尿酸を毒素と認識し、白血球が攻撃して、戦いが始まって炎症となり激痛を引き起こすのです。

白血球が異物を排除しようと戦いが始まる事により、痛風発作の激痛の原因が引き起こされるのです。

しかし、尿酸は生物ではありません。尿酸は、いわゆる老廃物なのです。

なのでどれだけ頑張って攻撃しても、相手は何の反応も見せてはくれません。

攻撃されても、何の反応も見せない為、次第に白血球が弱まり、自滅してしまいます。

これが、約2週間程続くのです。

痛みが収まるという事は、白血球が疲れて消滅してしまった、という事ですね。

更に自滅する事により、乳酸が発生し、血液中を酸性にしてしまいます。

尿酸が更に結晶化され、再び関節などに蓄積されてしまうのです。

そしてまた、白血球が尿酸を発見、攻撃する事で、痛風発作が始まるのです。

これが、痛風発作のメカニズムなのです。